なぜ摘発されるソープランドがあるの?

実は売春禁止のソープランド

ソープランド愛好家の男性は世代を問わず多いはず。皆さんもご承知の通り、ソープランドは個室内にて本番を含むヘルスプレイが可能になる場所ですね。

しかしながら、その営業許可はいわゆる浴場内で異性のお客を接客する場として登録されており、他の性風俗業種で認められている性的好奇心に応じるプレイが可能な場ではありません。

ソープランドの実態はもちろん周知の通りですが、実際は見て見ぬふりをされている状態です。

ようするに、ソープランドの店内では自由恋愛という名目において、あんなプレイ、こんな破廉恥が許されてしまいます。法律違反を避ける為の言い訳に過ぎませんが、もちろんソープランドで売春行為は認められていません。

新規のソープランド開業が難しい背景には、このような法律と営業実態の乖離が関連しているのです。

それでも全国津々浦々にソープランドが絶賛営業中ですが、たびたびソープランド摘発のニュースを目にすることがあります。

なぜ一部の店舗が警察に摘発されてしまうのか、次項では気になるその理由を徹底検証していきます。

ソープランドが摘発される背景と理由

我々の認識ではソープランドは唯一本番行為ができる桃源郷。しかしながら、警察サイドは、挿入を含む売春行為が行われていないはずという認識なのです。

法律用語が複雑に絡むソープ界隈は、大人の事情がまかり通る無法地帯ともいえますが、それでもちょこちょこと警察の介入があり、結果として営業停止に追い込まれるケースもあります。

前項でお伝えした通り、全てのソープランドが摘発対象になるわけではなく、ある種の運やタイミングが運命を握っているといえます。

摘発理由は店舗によっても異なりますが、ここでは摘発に追い込まれた気になる理由を解説していきましょうか!

・お客サイドが売春の事実を警察へ伝えたケース
・何らかの原因でお客と店舗側がトラブルになり、お客が警察に相談した
・ソープランドの経営に、反社の関わりがあると判断された場合
・禁止行為の客引き、スカウトをしていたため

大きく分類すると、上記のような理由が警察のガサ入れ原因といえるでしょう。しかしながら、もっとも多い摘発理由はやはり売春の事実を立証する証拠が揃った場合です。

何を今さら……、といった感じですが、マークしていたソープランドのおとり捜査で売春の事実が分かった、もしくはお客からのタレコミがあった場合などは売春防止法違反で摘発されてしまうようですね。

なんだか釈然としませんが、基本的にソープランドでのヘルスサービスは場所を問わず違法。しかしながら、現時点では飼いならされている状態であり、その摘発タイミングはまさに神のみぞ知るということなのでしょうね!

ソープの自由恋愛は時代遅れの主張!?

警察が本気を出せば、即全てのソープランドは営業停止に追い込まれることでしょう。しかし、全ての店舗を洗いざらい捜査、摘発することは現時点では考えられません。

前項で触れたように、あくまで違法な売春行為の事実が確認できた場合に摘発が行われます。それを立証するトラブルや事件があった場合のみ、摘発に向けた捜査がスタートするわけです。

お客も店舗側も女の子とお客が勝手に恋に落ちて性行為に及んだだけだからと、ある意味、居直ってその行為を肯定してしまいがち。

しかしながら、法律面を精査しても、この自由恋愛云々の責任逃れは通用するはずはありません。

ソープランド利用中に摘発されて責任を問われるのは経営者なので、お客に非が及ぶことは通常考えられませんが、それでもクリーンな営業を徹底している店舗を選びたいものですよね。

どのお店が法律を遵守した経営をしているのか、お客とのトラブルを抱えていないのかを判断するのは困難。しかしながら、女の子、黒服問わず高い接客能力を兼ね備え、口コミ評価の高いお店を取捨選択して選ぶことが、安心安全なソープ遊びにつながることを覚えておきましょう。