NS店で遊ぶ上での注意点と覚悟

NSってなあに?

ソープランドにおける秘密の花園。各々の風俗街、ソープ街に乱立するお風呂屋さん。お客たちはそれぞれお風呂屋さんで自由恋愛を楽しみますが、お店のランク、コンセプトに合わせてNSもしくはNNで遊ぶことができます。

風俗初心者の方はいまいちピンとこないかもしれないので、まずはこれらの意味について解説していきましょう。

・NS……NSとはいわゆる「NO SKIN」を意味しており、コンドームを装着しない生の挿入を楽しめるソープのことを言います。
・NN……コンセプトとしてはNSと同様の括りですが、より卑猥でダイレクトな意味を持っています。NNとは「生中だし」の頭文字を取って、N(生)N(中出し)というわけですね。

風俗業界はソープだけでなく業界で働く、もしくは利用する人間にしか分からない隠語というものがありますが、NS/NNはその代表的なものでしょう。

NSとNNを混同している男性陣は多いと思いますが、基本的なルールとしてはNSの場合は膣外射精が求められます。コンドームを付けなくとも、果てるのは外でお願いね!というわけです。

ハードコア度で測るとNN≻NSになります。NSでもまれにそのルールを知らずに中出ししてトラブルになってしまうこともありますし、NSと謳いつつも生中出しを許してしまうユルユル泡姫もいます。

なおNS、NNと逆の意味合いを持つのがコンドーム着用を義務づけている「S着」です。Sはコンドームという意味を持つスキンの頭文字になります。

NS店で遊ぶということ

基本的にNS、NNはソープランド以外に使われることはほとんどありません。皆さんもご存知の通りデリヘル、風俗ヘルスやピンサロなどでは売春防止法によって挿入が禁止されているからです。中にはお店に隠れて本番をすることがありますがリスクしかありませんので絶対にオススメできません。

さて、ここでは本題のNS店でノースキンセックスを楽しむ注意点を解説していきます。生派の男性は多いと思いますが、そこに潜むリスクを理解した上で全て自己責任のセックスを行ってください。

①性病罹患の可能性が高い
当然ですよね。いくら定期的な検査を推奨していても、お店によっては検査が自己申告で終わってしまうところもあります。

②梅毒やHIV感染リスク
上記の性病に加えてもいいのですが、より重症リスクの高い病気であるため、あえて別枠にしています。梅毒に感染するとHIVに感染する確率が向上的にアップしてしまうので要注意。

一日に何人もお客を取るような人気ソープ嬢の場合は、知らず知らずに梅毒やHIVに感染している可能性も否定できません。

③妊娠させてしまう可能性
基本的にピルを飲んでいる女の子がほとんどですが、中には服用を忘れてしまうことも。たとえ妊娠しても「どのお客の子どもかわからない」状態になってしまいますが、悪質店の場合は妊娠させたと言いがかりをつけて中絶費用を要求するケースも。

NS、NN店での性病事情はお店のランクやお客の質によっても異なると言います。つまり高級店の場合はおかしなお客や性病バラマキ隊を排除しているともいえるのです。

一方で格安~大衆店のNS、NN店(嬢)の場合はお店の回転率から考えてもかなりハイリスクなのは言うまでもありません。

どうやって見分けるの?コンドーム非着OKのお店はどこ?

NS、NN店が気になってしまう方は絶対的に多いはずです。しかしお店のHPやSNSに「当店はNS、NN店になります」だとか「コンドームの使用は義務ではありません」などと記載することはありません。

ソープランド自体がグレーラインの立ち位置にあるため、売春を扇動するような表記をお店側が控えているのが原因と考えられます。

全国に点在するソープでどのようにNS、NN店を見分けるのかをここでいくつか紹介していきます。

・女の子の負担が大なので、高額な料金を提示しているお店はNSの可能性が高い
・高級店の方がNS、NNに積極的なお店、女の子が多い
・老舗店舗よりも営業年数が古くないお店に多い
・隠語として「Natural Soap」、「Narural Style」、「Neo Soap」など、思わせぶりな表記をしているお店はNS店の可能性高し
・星やビールマークが女の子のプロフィールにある場合

100パーセントではありませんが、これらのどれかに当てはまる場合はNSもしくはNNのお店、もしくはコンドーム非着OKの女の子が多いソープランドの可能性が高くなります。覚えておきましょう。

なおインターネット上には虚偽の情報や適当な噂を吹聴して記事にしているケースが目立つので、それらを鵜呑みにしてはなりません。

NS、NN店にHIV患者はいるのか?

最後に多くの男性陣が気になっているあの話題についても触れていきましょう。さて、実際NS、NN店(嬢)にHIV感染者はいるのでしょうか?

正直なところこればかりは都市伝説や噂レベルのものがほとんどで、「あの店の〇〇嬢がHIVに感染している」という下世話な話はほとんどが悪質な嘘。もちろん、HIVに感染しているものの、その事実に気づかずに働いているソープ嬢もいるかもしれませんが、基本的にその事実はお店やお客になかなか伝えづらいもの。

HIV感染が分かった時点でお店を退店する場合がほとんどだと考えられるので、HIV陽性嬢を特定するのは難しいといえるでしょう。

しかし、実際にHIVに感染したことを告白したNS嬢がいたことは事実です。15年以上前の出来事ですが、東京でNS嬢をしていた女性がエイズを発症し、その苦悩の日々をブログ上に残しています。

余命幾ばくもなかった彼女のブログには、日々の苦しさや過去への懺悔、友人、家族への愛がつづられ、2007年に亡くなって以降も多くの人々がブログにコメントを残しています。

NS、NN店(嬢)に関しては賛否両論、色々な意見があると思いますが、是非彼女の人生の軌跡を覗いてみてはいかがでしょうか?

ソープ嬢のどの程度がHIVに感染しているのかを正確に把握することはできませんが、ブログに思いを吐けない感染者が多くいたとしても全く不思議ではありません。

NS、NNで遊ぶのは利用者の自由ですが、何度もいう通りそこに潜むリスクを理解し、自己責任で遊んでくださいね。