ソープの実技講習はある場合とない場合がある
風俗の殿堂であるソープ。実際どんな風俗店に入店するにも、ある程度の指導や講習が行われるのが常ですが、ソープの場合は本番やマット、スケベ椅子を用いたスペシャルなプレイが行われるため、講習があるところが多いです。
ただし女性全員が必ず講習を受けなければならないという訳ではなく、あくまでお店次第。なぜかというと実技講習がある場合は女の子が集まりづらいからです。傾向としてソープで実技講習があるところは少なくなってきています。
しかしそれでもDVD講習または先輩ソープ嬢、外部スタッフを招いた実技講習が行われるところがあります。通常は面接にパスし体験入店する前に行われますが、学ぶ内容は以下の通りです。
・コンドームの付け方
・ローションの作り方やお風呂でのプレイ方法
・マット講習
・男性の洋服の脱がし方、預かり方からコミュニケーション術まで
・性病に関する知識、性病予防について
風俗店の中でも特殊な位置づけにあるソープはデリヘルなどと比べても身体をフルに使ったハードプレイが多く、なおかつそれなりのプレイ料金が発生するので講習で覚えるべきことはたんまりあります。
基本的に講習は無料のところが多いですが、高級店や外部講師を迎える場合は、給与から天引きなど有料で講習を受けなければならないお店もあります。もちろん高級店になるほど、実技講習で学ぶべきことは多くなります。
なお熟練度の高いソープ嬢もお店を変えるときには、その移籍先であらたに実技講習を受けることがよくあります。経験豊富なら必要ないのでは?と思われがちですが、お店のコンセプトの軸になるプレイやオプションはそれぞれ異なるので、プレイやコミュニケーションが俺流にならないためにも講習を受ける必要があるのです。
テクニックだけでなく、お店の色に合った接客、対応が求められる、なかなかハードな場がソープランドなんですね。
講習を受けた女性は風俗業界で重宝される
プレイに関する講習は1日で終了するお店もあれば、数カ月おきなど定期的に行われるお店もありさまざまです。ソープに関してもデリヘル同様に様々なコンセプトがあり力の入れ具合もそれぞれ異なっているので、きちんと講習を終えた女性の方が男性に支持される傾向があります。
前述のように様々な種類のマットプレイやお客のリクエストに合わせた体位での本番、またはコンドーム非着のプレイもお店によっては必須なので、講習から学ぶことは非常に有益なのです。
また他の風俗店に移動する場合も、ソープで講習を受けた事実は女の子にとっての強みといいましょうか武器になることも少なくありません。
ソープで働きたい女の子としては実技講習があるお店のハードルは高くなりますが、実際に働けば講習で学んだことが血となり肉となり自分に返ってくるため、士気が高い女性は大衆以上の講習が充実したソープに入店する傾向もあります。
本番講習はあるのか?
前述のように、最近の実技講習は先輩ソープ嬢もしくは元ソープ嬢の女性スタッフなどが担当するケースが増えています。酸いも甘いも噛み分けた女性どうしなら、緊張もほぐれて学べますからね。
さて、私達がドギマギしてしまうのが、よく聞く店長や男性スタッフ相手の本番挿入、射精を伴う実技講習はあるのかということ。
その実態はなかなか伝わってきませんが、最近は講習とてそこに本番があると売春防止法にひっかかり犯罪になるという意識が共通認識として出てきたため、本番講習があるお店はかなり少なくなってきています。
問題点は教育、講習という名の元に、自分自身の性欲発散に繋がってしまうこと。そのため同性である女性ソープ嬢、スタッフが実技講習を担うようになってきているのですね。
しかし全国に点々としているソープの中には、本番を伴うセクハラじみた実技講習が行われているお店も少ないながらにあるので、女の子は自分を守るためにも適切なお店選び、下調べが必須になります。